初めまして。仁川SCのOB(20)でコーチをしているRコーチです。今回ブログという課題を頂いたので苦手ながらも初挑戦させて頂きます!笑
本日は午前中6年生の北摂リーグ、午後からは花屋敷に残って5年生の交流試合を見させていただきました。
子供達の頑張っている姿を見ると小学生の時の自分が懐かしく感じます。笑
コパ・アメリカはアルゼンチンが優勝しましたね。試合は見れなかったもののディバラ選手の遊びの効いたループシュート。。。
自分はあの様なプレーが超大好きなので真似して欲しいなぁ。と思ってたりもします。笑
余談はさておき、本題に入りたいと思います。
昨日の練習では5年生を担当という形で練習メニューを組まさせて頂きました。
目的はスペースを作る。 そのスペースを活かす。です。
スペースと言うのは一瞬で生まれるものでもあるが、一瞬で消える(埋まる)ものでもあると考えます。しかし埋めるのは相手の選手の場合もあるし、味方の場合もあります。
そこを上手く状況判断していくことがとても大切な事だと思います。
1試合目のフォーメーションは3-2-2です。
キーパー〈15〉
バック右から〈2〉〈14〉〈16〉
中盤 〈5〉〈9〉
トップ〈8〉は3年生〈4〉でした。
試合内容として残念だった所は相手のペースに合わせてしまっていたことです。
どんな相手でも常に本気で。点は取れる時に取っておく。
前半の入りだしは全体的に少しダレていたので選手のモチベーションを上げる自分の課題にもなりました。
しかしハーフタイムで「取られたら取り返す。例え取れなくても必死に追いかける事によって相手のミスを誘う。そこをチームとして奪う。けれども、相手に対してリスペクトを忘れずに。」という事を伝え後半に挑みました。
そして前線の選手は守備の時にどんどんプレスバックをして欲しいです!
前半より得点は減りましたが一人一人が守備への意識を少しでも高めてくれたので良かったです。その中でも特に〈8〉は得点に絡む機会が多くこれからも必要不可欠になる選手の一人だと個人的には思います。オフ・ザ・ボールの時もっと自分から積極的に呼び込んでパスを受ける事が出来るとプレーの幅が広がるのでは無いでしょうか。
〈9〉は決定機が後半だけで3.4回あったのにも関わらず決めきる事が出来なかったシーンが多々見受けられました。自分もプレーをしている側でもあるので簡単なシュートが逆に難しい。と言うのも分かりますがやはり勝っていく為には「得点」が欲しいですよね。笑
バイタルエリアではもっと貪欲な選手になって大量得点を取って貰えればと思います。
バックラインの3人〈14〉〈2〉〈16〉は〈14〉を中心にもっと試合のリズムを作って欲しい所です。CBはフィールドプレイヤーの中で1番全体が見れるポジションなのでそこを有効活用して周りの選手を動かせるようになれば一段と強いチームになると思います。
そのまま連続で2試合目へ挑みました。
フォーメーションを変え3-1-2-1
右から〈2〉〈14〉〈16〉
アンカーに〈5〉
インサイドハーフに〈9〉〈4〉
トップに〈8〉
6年生にも上がっている〈5〉をアンカーの位置に起きました。攻守共に懸命に頑張る選手がチームに一人居るだけで変わると思うのでそのような選手を中心に周りの選手に良い影響を与えて欲しいです!
連戦という事もあり、途中で選手を変えながらしていましたが、足が止まる選手や声が途切れる選手、目的を忘れている選手が特に多く目立つ試合となり試合は敗戦してしましいました。
目的としては、インサイドハーフがサイドに開いた時に空いたスペースをトップもしくはアンカーが落ちて受ける。すると、トップが落ちてきたスペースに逆サイドの選手が走り込む。といったプレーを少々ではありますが出来ていました。しかしパスの質が問題ですね。いい所に走っていても繋がらなければ攻撃から守備に変わってしまいます。
普段の練習や試合から意識していないと上達は出来ません。
これを意識付けるのも自分の役目だと思うので色々と考えて選手に伝えて行きたいです。
〈13〉は午前中のしんどさが残りつつも自分なりにスペースを見つけて動けていたと思います。しかしボールを持った時の玉離れが遅いのでフィジカル勝負になり取られてしまう。という事があるのでもうワンテンポ判断を早く出来れば良い選手になれると思います。そしてワンテンポ早める事によって接触を減らし怪我の回避率も上がると思います。
その為には常に周りを見ておかなくては行けません。忙しいですよ。笑
1試合空いての最終戦相手は6Bでした。
フォーメーションは3-2-2で挑みましたが、トップに2枚が残る事によってトップと中盤で間延びをしてしまいシュートをフリーで打たれる場面が多く見られたので吸水タイムにフォーメーションを2試合目と同じの3-1-2-1に変更しました。
3試合の中で1番しんどい試合になるだろうなと思いました。
前半では多くシュートを打たれたり次どこにパスが出るかの予測が全く出来ていなかったと思います。特に〈8〉が前から追いかけて居る時に中盤の2人〈9〉〈4〉、更にもう一個後ろの〈2〉〈16〉の連動しての予測が出来ていなかったと思います。予測が出来るとインターセプトができ攻撃に繋がります。 〈15〉には1試合目から声を出せ。とずっと伝えていましたが中々出すことが出来ず、そしてハイボールを触れなかったり、キャッチできる所をこぼしてしまったりと思う存分プレーが出来ていなかった様に見えます。失敗をそのままにせず、少しずつ改善していこう。
ハーフタイムには「パスコースを一個切る事によって次の予測がしやすくなるよね。その為にはどんな声掛けをしたらいいの?」などのQ&Aをしたり、「このしんどい時に走れる選手がこの夏、そして今後成長していくんだよ」と伝えました。
後半はMコーチとOコーチのベンチワークにも更に熱が入りチーム一丸となって闘えたと思います。
前半予測が出来ていなかった〈9〉は改善して良いポジション取りをし、取り切れない所もありましたがチャレンジしようとするプレーはベンチから見ててもしっかりと伝わってきました。それに連動して〈2〉も少しづつコツが掴めてきているのでは?と思いますが半日を通して1番パスミスが多かったので常に意識して改善していかないと行けない所ですね。グラウンダーのパスが浮いてしまうなど一つのミスが失点に繋がることもありますし。しかし失敗を恐れず挑戦していってほしいです!
〈14〉〈5〉はフォーメーションの真ん中としてもっと周りを見てどこにスペースがあるのか、どこにどのような楔のボールを出せば相手に低リスクで取られないようにパス出来るのかを練習から取り組んでもらえればもっと上のレベルを目指せるようになると思います。〈16〉はとてもガッツがある選手なのでその気持ちを忘れずにチーム全体に良い雰囲気をもたらす選手に育って欲しいです。
〈4〉は本当に根気の強い選手だと思います。人に言われてもめげずに諦めずボールを追いかける姿はとても大事です。是非続けて欲しいです。
試合後にはMVPに2人〈5〉〈8〉の名を上げました。
理由は簡潔に、、、
〈5〉アンカーという攻守共に懸命にプレーしていた所。
〈8〉学年が違うのにも関わらず人一倍の体力でボールを追い続け、そして得点にも絡むプレーは目に焼き付けられます。
MVPを貰えなかった選手がダメだったと言う訳ではありません。一人一人暑い中一日中良く頑張ったと思います。この夏、必死に努力して過ごした選手が今後のプレーやチームに何か良い変化をもたらしてくれることを願っています!!
これからは更に暑い日が続きます。その中でどれだけ自分を追い込めるかが鍵だと思います。自分はサッカーに関して凄く後悔していてます。もちろん勉強も。笑
しかしコロナ禍の今、好きなサッカーが1秒でも長く出来ている環境に感謝しなければなりません。伸び悩みなどその他色々としんどい時はいつでもコーチを頼って下さい。
最後に。。
分からない事があれば聞いて欲しいです!
特にサイドの選手、フォワードの選手には。笑
自分が得意なポジションがそこなので今まで経験してきたプレーをいつでも教えます!
例えば)→裏のスペースでの貰い方が分かりません。などなんでも良いので聞かれた事にはしっかりと答えます。もちろん他のポジションでもです!!
自分で言うのもなんですが、まだバリバリ動けるので一緒にトレーニングしていきましょう1!
今の自分を超えて上の選手へと目指して欲しいです!
昨日はお暑い中、運営、対戦して下さったチームの方々、そして仁川SCの選手、コーチ、保護者の方々、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願い致します。
Rコーチ